都道府県ラウンドの結果を掲載（福井）　天皇杯・皇后杯

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2016年7月14日

　全国各地で都道府県ラウンド開催中の「平成28年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会」、週末に開催された福井県ラウンドの結果をお知らせいたします。

【福井県ラウンド優勝チーム】

男子：福井クラブ (クラブ)

女子：北陸高校

福井県ラウンド試合結果 (PDF)

福井県協会ウェブサイト (外部サイト)

　平成28年度の兵庫県ラウンドは、男子・福井クラブ(クラブ)、女子・北陸高校の優勝となりました。

　福井工業大学附属福井高校が大会5連覇中の福井県ラウンド男子大会、連破を阻むチームが現れるのか、対抗馬とみられた福井クラブや福井工業大学の戦いにも注目が集まりました。第1シードの福井工業大学附属福井高校、初戦をストレート勝ちと地力の差をみせる戦いを披露し、同じくストレート勝ちで勝ちあがった福井クラブと準決勝で対戦します。試合は第1セットから接戦の展開となりましたが、福井工業大学附属福井高校がものにします。しかしここから追い上げをみせる福井クラブが第2セットを取り返すと、続く第3セットも連取し、逆転でシーソーゲームを制し、王者の連破記録を阻みました。もう一方の準決勝は福井工業大学とFTVC(クラブ)の戦い、こちらも第1セットからもつれるものの、第2セット以降は福井工業大学が差をひろげ、平成25年度大会以来の決勝進出を果たしました。注目の決勝戦はまたも序盤から拮抗した展開となりフルセットの熱戦となりましたが、最後は県代表への気合に勝る福井クラブがねじ伏せ、混戦の大会を制しました。坂本欣弥監督は「福井県代表として、ブロックラウンドでは1つでも多く勝てるように、大会まで日々精進していきます。技術的にも精神的にも成長していくために、皆で課題を1つずつクリアしていきたいと思います」と抱負を語ってくれました。

　近年、高校と金津OGクラブ(クラブ)の代表争いとなっている女子大会、今年度は金津OGクラブ不在の大会となり、ベスト4を高校勢が独占する結果となりました。北陸高校はグループ戦を危なげなく突破すると、決勝トーナメント1回戦も落ち着いた戦いを披露しストレート勝ちで準決勝に進出しました。準決勝では同じく高校カテゴリーの仁愛女子高校と対戦。1セット目を落とした北陸高校でしたが、集中力の強さをみせて続くセットを取り返すと、最終セットも勢いにのり奪取、決勝に進出しました。決勝の相手は昨年度県代表の福井商業高校。決勝トーナメント2戦を連続ストレート勝ちで決勝に進み、高校同士であり、昨年度の福井県ラウンドと同じカードでの決勝となりました。県内の高校4強に入る両校の試合は実力通りの力を発揮し、均衡した展開で進みました。そのなかで一番の粘りをみせ、途中差を広げながらゲームを進める北陸高校が、最終的にはストレートで勝利をおさめ、昨年度大会のリベンジを果たすとともに県代表の座を獲得しました。河合香織監督は「5試合、緊張感のある試合でした。まだまだ課題がたくさんある、もっと強くなりたいと痛感した試合でした。ブロックラウンドではチームの課題がクリアできるように、また伝統である拾ってつなぐ北陸の『粘り強いバレー』を展開したいと思います。小柄なチームですが、大きなハートを武器に、一戦一戦大事に戦います」と意気込みを聞かせてくれました。

県ラウンドの結果をもちまして、優勝チームは、9月から開催されるブロックラウンドへの出場権を獲得しました。

北信越ブロックラウンド：10月15日(土)・16日(日) 石川県・いしかわ総合スポーツセンター

今週末も13ラウンドが開催されるなど、全国各地で都道府県ラウンドの開催が佳境を迎えています。

各チーム全国の頂点を目指し、まず都道府県代表の座をめぐる好ゲームが期待されます。天皇杯・皇后杯に、今後もご注目いただき、各地で熱戦を繰り広げる選手たちに、ぜひ会場でご声援をお願いいたします!!

Twitterでもハッシュタグ「#天皇杯皇后杯バレーボール」をつけた投稿をお待ちしております!!

◆天皇杯・皇后杯　今後のスケジュール

7月16日(土)・17日(日)：北海道ラウンド(北海道科学大学)

7月16日(土)・17日(日)：山形県ラウンド(長井市置賜生涯学習プラザ)

7月16日(土)・17日(日)：福島県ラウンド(福島市西部体育館)

7月16日(土)・17日(日)：東京都ラウンド(東京電機大学高校、中央大学附属高校)

7月17日(日)：群馬県ラウンド男子(ALSOK ぐんまアリーナ)

7月17日(日)：埼玉県ラウンド(所沢市民体育館)