都道府県ラウンドの結果を掲載（北海道、茨城県）　天皇杯・皇后杯

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2016年7月19日

　全国各地で都道府県ラウンド開催中の「平成28年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会」、週末に開催された北海道、茨城県ラウンドの結果をお知らせいたします。

【北海道ラウンド優勝チーム】

男子：北翔大学

女子：札幌大谷高校

北海道ラウンド試合結果 (PDF)

北海道協会ウェブサイト (外部サイト)

　平成28年度北海道ラウンドは優勝の男子・北翔大学、女子・札幌大谷高校を中心に学生勢の躍進が目立つ大会となりました。

　男子大会は近年続いていたクラブチームの優勝を昨年度食い止めた北翔大学が再び制し2連覇を成し遂げました。大会初日の戦いを順調な滑り出しでものにした北翔大学、2日目には初戦でW,Tradiiton(クラブ)と接戦スタートとなりました。1セット先取で迎えた第2セットをデュースの末落とす展開となりましたが、最終セットをどうにかものにして優勝に一歩近づきました。準決勝では平成25年度大会優勝のアイ・ディー・エフ、決勝では昨年度も決勝で顔を合わせたSPR2011と連続でクラブチームとの戦いとなりましたが、ともにストレート勝ちの安定した戦いで勝ち残り、2連覇で大会を終えました。

　女子大会では北海道ラウンド2連覇中で本命のひとつと見られていた札幌大谷高校が3連覇を成し遂げました。大会初日には東海大学札幌校舎とフルセットの熱戦の結果、シーソーゲームを落として大学生相手に苦杯をなめるスタートとなりました。しかし続く旭川大学高校との高校対決を落ち着いて制すると、翌日の決勝トーナメントへ駒を進めます。2日目には同じく高校対決を制して決勝に辿りつくと、決勝の相手は大学対決をものにした北翔大学。決勝でも大学相手にフルセットの接戦となりますが、要所で大学生相手に食らいつき白熱した試合を制して連破記録を伸ばしました。

【茨城県ラウンド優勝チーム】

男子：水戸啓明高校

女子：茨城大学

茨城県ラウンド試合結果 (PDF)

茨城県協会ウェブサイト (外部サイト)

　茨城県ラウンドは、男子・水戸啓明高校、女子・茨城大学と、こちらも学生勢の優勝という結果となりました。

　平成23年度の筑波大学優勝以降はクラブチームが大会を制してきた男子大会、高校総体県予選3位の強豪・水戸啓明高校が大学、クラブと異なるカテゴリーとの対戦を続けて制し優勝を果たしました。初戦からウェルネスとフルセットまでもつれる水戸啓明高校でしたが、熱戦をものにすると続く茨城大学との試合ではストレート勝ちをおさめて勢いにのります。決勝の相手は大会2連覇中のSIF(クラブ)を破って勝ち進んできた初出場のJUWA(クラブ)。準決勝の勢いそのままにストレートでJUWAを破り、ブロックラウンド進出を決めました。瀬林孝輔キャプテンは「暑い中でしたが、チーム一丸となって大学生や社会人のクラブチームに勝つことができ、優勝できました。応援してくださった方々への感謝を忘れず、ブロックラウンドでも一戦一戦を大事にして自分たちのバレーができるように練習していきたいです」と意気込みを聞かせてくれました。

　2019年の茨城国体時に中心となる年代である中学生も3チーム出場するなど見所満載の女子大会、茨城大学が県代表の座を勝ち取りました。唯一の大学チームとして出場した茨城大学、2年前には高校生相手に敗れた雪辱を果たすべく初戦から着実に勝ちあがり決勝までたどり着きます。決勝では高校勢同士の戦いを制してきた明秀学園日立高校と対戦しました。互いに優勝への粘りをみせ接戦にもつれ込みますが、フルセットの熱戦の結果、茨城大学が意地をみせ優勝を勝ち取りました。梶山叶実キャプテンは「私達のチームは、明るく元気に楽しくプレーしています。ブロックラウンドでは個性を活かした攻撃で相手を翻弄し、どんな状況でも楽しんでいきたいと思います。最後まで粘り強く、茨城大らしく頑張ります」と熱い思いを語ってくれました。また注目のひとつである中学生チームも優勝の茨城大相手の善戦や高校チームを破っての3位獲得など活躍をみせ、将来のさらなる活躍を期待させる結果となりました。

県ラウンドの結果をもちまして、優勝チームは、9月から開催されるブロックラウンドへの出場権を獲得しました。

北海道ブロックラウンド：10月29日(土) 北海道・美唄市役所総合体育館

関東ブロックラウンド：10月22日(土)・23日(日) 神奈川県・小田原アリーナ

今週末の5県ラウンドをもっていよいよ全47都道府県の代表が決まる状況となり、都道府県ラウンドはクライマックスを迎えています。

各チーム全国の頂点を目指し、最後まで都道府県代表の座をめぐる好ゲームが期待されます。天皇杯・皇后杯に、今後もご注目いただき、各地で熱戦を繰り広げる選手たちに、ぜひ会場でご声援をお願いいたします!!

Twitterでもハッシュタグ「#天皇杯皇后杯バレーボール」をつけた投稿をお待ちしております!!

◆天皇杯・皇后杯　今後のスケジュール

7月23日(土)・24日(日)：岩手県ラウンド(盛岡大学、滝沢市東部体育館)

7月23日(土)・24日(日)：秋田県ラウンド(横手市増田体育館)

7月23日(土)・24日(日)：愛媛県ラウンド(愛媛県総合運動公園体育館)

7月24日(日)：群馬県ラウンド女子(群馬銀行GBスポーツアリーナ)

7月24日(日)：新潟県ラウンド(新潟県立柏崎高校)