平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

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都道府県ラウンドの結果を掲載(岩手、愛媛) 天皇杯・皇后杯

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 昨日の試合で都道府県ラウンド全日程が終了した「平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」、週末に開催された岩手県、愛媛県ラウンドの結果をお知らせいたします。

 

【岩手県ラウンド優勝チーム】

男子: 岡崎建設Owls (クラブ)

女子: 岩手 (クラブ)

岩手県ラウンド試合結果 (PDF)

岩手県協会ウェブサイト (外部サイト)

 

 平成28年度の岩手県ラウンドは、例年県の上位を占めるクラブ勢や大学勢が高校生の台頭に苦しめられる展開のなか、男女とも県の国体強化指定チームの優勝で幕を閉じました。

 男子大会は国体強化指定の岡崎建設Owls(クラブ)を軸として、クラブカップで惜しくも全国大会出場を逃したクラブ勢の巻き返しや県ラウンド連覇中の岩手大学、高校生の躍進が代表権争いのポイントとみられているなか、岡崎建設Owlsが貫禄の優勝を果たしました。初戦から、地元での国体開催年に県内では負けられない岡崎建設Owlsが強化指定チームとしての意地をみせ、怒涛の連続ストレート勝ちでトーナメントを勝ちあがります。クラブ、高校との対戦も難なく制し、決勝で対戦チームを待ち受けます。もう1チームの決勝進出は、平成23年度大会王者のMASTERPIECE(クラブ)。こちらも高校、クラブとの戦いでストレート勝ちをおさめると、準決勝で盛岡南高校と対決します。着実に第1セットを先取するものの、続く第2セットで盛り返され、試合はフルセットに突入します。台頭する高校勢に苦戦を強いられるMASTERPIECEでしたが、最後は要所をしめて決勝進出を果たしました。決勝ではクラブチーム同士の戦いとなるなか、予想でも優勢とみられていた岡崎建設Owlsが安定した戦いでストレート勝ちをおさめ、県代表の座を獲得しました。岡崎希裕監督は「ブロックラウンドに出場することができ、大変嬉しく思っております。ファイナルラウンド進出を目指してチーム一丸となり、ブロックラウンドでは1点でも多く獲れるように全力を尽くします」と抱負を語ってくれました。

 ヤングクラブの出場もみられた女子大会、こちらも国体強化指定の岩手(クラブ)が意地をみせ、優勝を飾りました。男子の強化指定チーム同様、初戦から落ち着いた試合運びで連続ストレート勝ちをおさめる岩手(クラブ)、他を寄せ付けない戦いで決勝進出を決めます。対するは連続でクラブチームを撃破してきた盛岡市立高校。大会全体で躍進をみせる高校生が、強豪クラブチームに挑む構図となりました。昨年度大会と同じ対戦カードとなった決勝、勢いをもってぶつかる盛岡市立高校が果敢に岩手に立ち向かいますが、ポイントをおさえた試合運びで流れを渡さない岩手が着実に点差を広げ、決勝でもストレート勝ちを続けて大会を制し、大会連破を果たしました。岩井雅俊監督は「いわて国体強化チームとして大会に臨み、岩手県ラウンドを無事通過できてよかったです。ブロックラウンドでは、県ラウンドでのミスを修正し、ファイナルラウンドを目指して頑張りたいと思います。いい流れを作りながら、いわて国体にもつながるような戦いをしたいと思います」と地元開催となる国体にも思いをつなぎながら、次のステージへの意気込みを語ってくれました。

 

【愛媛県ラウンド優勝チーム】

男子: 松山大学

女子: 松山東雲短期大学・女子大学

愛媛県ラウンド試合結果 (PDF)

愛媛県協会ウェブサイト (外部サイト)

 

 愛媛県ラウンドは男子・松山大学、女子・松山東雲短期大学・女子大学がともに優勝で連破を継続する結果となりました。

 平成25年度大会の優勝から3連覇中の松山大学が今年度も優勝候補の本命とみられていた男子大会、大会前の予想とおり松山大学が安定の強さをみせて優勝し、県代表の座を手にしました。他カテゴリーとの戦いも苦にしない松山大学、落ち着いた試合展開で地力の差をみせて決勝に進出します。決勝の相手は高校、高専を破って勝ち進んできた葵クラブ(クラブ)となりました。葵クラブの粘り強いプレーに周囲の注目も集まりますが、最終的には王者・松山大学が着実に得点を重ねて相手を突き放し、大会4連覇を決めました。菅勇志監督は「低身長のチームなので、ブロックラウンドでは粘りのあるレシーブでつなぎ、ミスの少ないバレーをしたいと思います」と意気込みを語ってくれました。

 男子と同じく連破中の松山東雲短期大学・女子大学が本命、カテゴリーを超えた他チームがいかに食らいつくかが見ものと思われていた女子大会、こちらも王者が連破を更新して盛況の大会を終えました。第1シードから安定したプレーで連続ストレート勝ちをみせる松山東雲短期大学・女子大学、必死のプレーをみせる高校勢を連続で破って決勝に進出します。一方、高校勢との連戦を着実に勝ちあがった聖カタリナ学園高校、こちらもストレート勝ちの連続で決勝まで駆け上がります。初戦からの勢いをもって王者に挑む聖カタリナ学園高校でしたが、松山東雲短期大学・女子大学の壁は厚く、冷静な試合運びで着実に優勝に近づく王者がペースも握り優勢に試合を進めます。最後まで粘りをみせる高校生を相手に集中を切らすことなく一気に試合を決め、松山東雲短期大学・女子大学が大会3連覇でブロックラウンド進出を決めました。菅加奈美キャプテンは「今大会に出場できたことに感謝し、共に支え合ったチームメイトと楽しく試合をしたいと思います。ブロックランドも優勝を目指し、ファイナルラウンド進出できるようにがんばります」とコメントを残してくれました。

 

 

県ラウンドの結果をもちまして、優勝チームは、9月から開催されるブロックラウンドへの出場権を獲得しました。

東北ブロックラウンド:9月3日(土) ・4日(日) 福島県・福島市国体記念体育館、福島市西部体育館(予定)

四国ブロックラウンド:9月4日(日) 愛媛県・愛媛県武道館

 

 

昨日の試合をもって全47都道府県の代表が出揃いました。ブロックラウンドからはV・チャレンジリーグ所属チームやブロック内の各カテゴリー王者、推薦チームも出場します。組み合わせは8月中旬に発表を予定しておりますので、楽しみにお待ちください。

ついにファイナルラウンドの切符をかけたブロックラウンドが次のステージと迫ってまいりました。シードチームを含めた更なる激戦が期待されます。ぜひ会場にお越しいただきまして、選手たちにご声援をお願いいたします。天皇杯・皇后杯に、引き続きご注目ください!!

 

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◆天皇杯・皇后杯 今後のスケジュール

8月中旬 ブロックラウンド組み合わせ発表(予定)

9月3日(土) ブロックラウンド開幕 : 東北ブロックラウンド(福島県)、東海ブロックラウンド(静岡県)

※ブロックラウンドの詳細はスケジュール・試合結果ページにてご確認ください。

※予定は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

 

 

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