平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

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都道府県ラウンドの結果を掲載(群馬、東京) 天皇杯・皇后杯

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 週末の試合で都道府県ラウンド全日程が終了した「平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」、これまでに開催された群馬県、東京都ラウンドの結果をお知らせいたします。

 

【群馬県ラウンド優勝チーム】

男子: 群馬バレーボールクラブ (クラブ)

女子: 群馬県立前橋東高校

群馬県ラウンド試合結果 (PDF)

群馬県協会ウェブサイト (外部サイト)

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 平成28年度の群馬県ラウンドは、男女とも数年の展開と同様に男子のクラブ勢、女子の高校勢が躍進の大会となりました。

 男子は大会2連覇中の群馬バレーボールクラブ(クラブ)が今大会も熱戦を制して優勝し、3連覇を果たしました。決勝進出を決めるまでは第1シードから安定感抜群の戦いで高校やクラブ勢を破ってきた群馬バレーボールクラブ、決勝では同じくクラブチームの翠巒クラブ(クラブ)と顔を合わせます。同じく初戦から着実に勝ちあがる翠巒クラブ、準決勝でJAM(クラブ)と決勝進出を争いました。JAMは平成25年度大会まで県ラウンドを連破していたPHOENIX(クラブ)を破って準決勝にあがってきています。第1セットを翠巒クラブ、第2セットをJAMがとる拮抗した展開となりますが、最後は翠巒クラブが突き放し、平成25年度以来の決勝進出を決めました。優勝への熱い思いがぶつかり第1セットから29-27のデュースにもつれる展開となりますが、第1セットを先取した翠巒クラブから流れを引き戻した群馬バレーボールクラブが逆転でフルセットの熱戦を制し、大会3連覇を成し遂げました。

 都道府県ラウンド最終日に開催された女子大会、例年の高校勢の躍進そのままに、ベスト4進出のうち3チームを高校生が占めました。昨年度王者の高崎女子高校は初戦を力強く勝ちあがると高校生を破ってきた渋川クラウドナイン(クラブ)と対戦します。連破を目指す高崎女子高校でしたが、渋川クラウドナインの要所をしめる戦いに点差を広げられ、準決勝で涙をのみました。もう1チームの決勝進出は、昨年度は高崎女子高校の前に苦杯をなめた、平成26年度大会の優勝チーム・前橋東高校。初戦から危なげなく勝利すると準決勝では伊勢崎商業高校との高校勢対決をストレート勝ちで制し、王者奪還へ向けて決勝に臨みます。決勝戦では高崎女子高校を破った勢いをもつ渋川クラウドナインが粘りのプレーで競る展開となりますが、前橋東高校の安定感には敵わず、昨年度の借りを返した前橋東高校がブロックラウンドへの道に進みました。

 

【東京都ラウンド優勝チーム】

男子: 早稲田大学

女子: 日本女子体育大学

東京都ラウンド試合結果 (PDF)

東京都協会ウェブサイト (外部サイト)

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 ファイナルラウンド出場経験のあるチームも複数参加した熱戦の東京都ラウンド、今年度は大学勢が躍進をみせました。

 男子大会では大学勢がベスト4を独占するなか、昨年度ファイナルラウンド出場の早稲田大学が意地を見せて優勝を勝ち取りました。初戦は落ち着いた滑り出しをみせた早稲田大学、準決勝では大学対決のなか駒沢大学を退けて決勝に進出します。早稲田大学に挑んだのは国士舘大学。こちらも初戦をストレート勝ちで走り出すものの、準決勝では熱戦を勝ちあがってきた法政大学と白熱した戦いを展開します。第1セットからデュースにもつれる、互いに譲らないシーソーゲームでしたが、セットを先取した国士舘大学がそのまま流れをつかみ決勝進出を決めました。決勝では早稲田大学が力の差をみせ第1セットを先取しそのまま優勝を勝ち取るかと思われますが、第2セットでは国士館大学が粘りをみせます。第2セットは国士舘大学が取り返しフルセットにもつれ込みますが、最後は大学リーグ上位の早稲田大学が意地をみせ、フルセットの熱戦に終止符を打ちました。松井泰二監督は「主将の山口を中心に4年生がチームを引っ張り、心身ともに成長しているチームです。高身長選手が少ないなか、堅いブロックとレシーブから勝機を生み、粘り強いプレーを身上としています。ブロックラウンドは厳しい闘いになると思いますが、ファイナルラウンドに進めるよう挑戦します」と意気込みを語ってくれました。

 こちらもファイナルラウンド出場経験をもつ青山学院大学が控える女子大会、熱戦を制したのは日本女子体育大学でした。相手を寄せ付けない戦いで初戦を突破した日本女子体育大学でしたが、準決勝で駿台学園高校に追い込まれます。第1セットを落とし後がなくなりますが、第2セット以降は着実に得点を重ねて逆転し、大学生の意地をみせ決勝にたどり着きました。もう一方の準決勝は大学勢対決となりました。青山学院大学と、昨年度優勝の日本大学を破った国士館大学が激突しました。序盤から互いに粘りをみせる試合となった準決勝、1セットずつをとりフルセットにもつれ込みます。男子チームに負けじと決勝への意気込みを見せる国士館大学が好プレーをみせる青山楽員大学を突き放し、接戦をものにして決勝に駒を進めました。互いにフルセットを勝ちあがってきたチーム同士の決勝戦、序盤から良い流れで試合を展開する日本女子体育大学が主導権を握ります。粘り強く追い上げる国士館大学にも流れを渡さない強さをみせ、ストレート勝ちでブロックラウンド出場権を獲得しました。山端友稀乃キャプテンは「東京都代表としてファイナルラウンドに進めるよう、日女らしさである粘り強いレシーブ、高さのある攻撃を武器に精一杯がんばります。コートに入っていない選手も一丸となって応援する姿はどこのチームにも負けません」と熱い思いを聞かせてくれました。

 

 

都道府県ラウンドの結果をもちまして、優勝チームは、9月から開催されるブロックラウンドへの出場権を獲得しました。

関東ブロックラウンド:10月22日(土) ・23日(日) 神奈川県・小田原アリーナ

 

 

週末の試合をもって全47都道府県の代表が出揃いました。ブロックラウンドからはV・チャレンジリーグ所属チームやブロック内の各カテゴリー王者、推薦チームも出場します。組み合わせは8月中旬に発表を予定しておりますので、楽しみにお待ちください。

ついにファイナルラウンドの切符をかけたブロックラウンドが次のステージと迫ってまいりました。シードチームを含めた更なる激戦が期待されます。ぜひ会場にお越しいただきまして、選手たちにご声援をお願いいたします。天皇杯・皇后杯に、引き続きご注目ください!!

 

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◆天皇杯・皇后杯 今後のスケジュール

8月中旬 ブロックラウンド組み合わせ発表(予定)

9月3日(土) ブロックラウンド開幕 : 東北ブロックラウンド(福島県)、東海ブロックラウンド(静岡県)

※ブロックラウンドの詳細はスケジュール・試合結果ページにてご確認ください。

※予定は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

 

 

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