平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

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都道府県ラウンドの結果を掲載(新潟、京都) 天皇杯・皇后杯

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 都道府県ラウンドが終了し、次のブロックラウンド開催が待たれる「平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」、今回はこれまでに開催された新潟県、京都府ラウンドの結果をお知らせいたします。

 

【新潟県ラウンド優勝チーム】

男子: 新潟教員 (クラブ)

女子: 中越高校

新潟県ラウンド試合結果 (PDF)

新潟県協会ウェブサイト (外部サイト)

 

 平成28年度の新潟県ラウンドは、男子・新潟教員(クラブ)、女子・中越高校の優勝という結果となりました。

 平成19年度の大会リニューアルから新潟県内では敵なしの新潟教員、今回の優勝で連続ブロックラウンド出場を10に伸ばす快挙を達成しました。連覇中の新潟教員が大本命、他チームがどこまで食い下がるかが注目とされていた予想通り、新潟教員は初戦から力強い戦いを続け勝ち上がります。クラブチーム同士の戦いを連続ストレート勝ちで決勝まで辿りつき、優勝に王手をかけて対戦相手を待ち構えます。対するは学館OB(クラブ)。初戦の巻高校、準決勝のSKYY BLUE(クラブ)との接戦をともにフルセットの末ものにして決勝まで勝ちあがってきました。王者・新潟教員が貫禄をみせるのか、学館OBが連破にストップをかける粘りをみせられるのか、注目が集まります。試合はスタートから譲らない展開となり、学館OBが果敢に食い下がります。引き離したい新潟教員に対し、粘りをみせる学館OBが試合をリードし、大方の予想に反して学館OBが第1セットを先取しました。勢いに乗りたい学館OBでしたが、第2セットで気持ちを切り替えて落ち着いたプレーを展開する新潟教員が徐々に流れを引き寄せ、第2セットを取り返しセットカウントをタイに戻します。勝負の最終セット、安定したプレーをみせる新潟教員が引き続き主導権を握る展開となります。初優勝をかけた学館OBも粘りをみせて競った展開を作り出しますが、最後は地力の差をみせた新潟教員が押し切り、脅威の10年連続ブロックラウンド出場を決めました。

 2年連続県代表の新潟医療福祉大学がカテゴリー王者としてブロックラウンドにシードされたため、県内の高校対決となった女子大会、中越高校が栄冠に輝きました。巻高校との試合をストレート勝ちと勢いをもって決勝に上り詰めた中越高校、フルセットの熱戦を逆転でものにしてきた北越高校と激突しました。県内では私学を中心に実力があがってきていると評判の高校勢の対決、会場の期待も集めながら熱い試合がスタートします。互いに譲れない相手との戦いに気迫を押し出して戦いますが、中越高校が徐々にペースを握って優位に試合を進めます。北越高校も粘りのプレーを展開しますが、第1・第2セットともに要所をしめた中越高校がものにし、ストレート勝ちで優勝を飾りました。

 

【京都府ラウンド優勝チーム】

男子: 東山高校

女子: 京都橘大学

京都府ラウンド試合結果 (PDF)

京都府協会ウェブサイト (外部サイト)

 

 ブロック内でも上位を争うようなチームが集まった京都府ラウンドは男子・東山高校、女子・京都橘大学の優勝で幕を下ろしました。

 昨年度優勝の龍谷大学や同志社大学、モリタ製作所とこれまで府代表の座を獲得してきたチームの争いや、洛南高校など県内強豪との戦いに注目が集まった男子大会、東山高校が優勝を勝ち取りました。クラブチームとの初戦を順調な滑り出しで勝ちあがった東山高校、準決勝で同志社大学と対戦しました。勢いをもつ東山高校に対し大学勢の意地をみせる同志社大学の試合は接戦となり、第1セットは30点までもつれる熱戦となります。拮抗のセットを東山高校がものにすると、そのまま流れを引き寄せたプレーで第2セットも連取し、決勝進出を決めました。昨年度優勝の龍谷大学は着実に勝ちあがると、準決勝で洛南高校と戦うこととなりました。連破を果たしたい龍谷大学でしたが、序盤から洛南高校に先行を許し、流れを掴みきれないままセットを落とします。体制を立て直したいところでしたが洛南高校の勢いは止まらず、ストレート勝ちの決着で洛南高校が決勝の舞台にたどり着きました。大会前の予想に反して高校勢の戦いとなった決勝戦、普段から顔を合わせることの多い同カテゴリーとの対決に気持ちのこもったプレーが随所にみられる好ゲームとなりました。互いに攻撃の手を緩めない緊迫した展開の第1セットを東山高校がまずものにします。しかし第2セットは洛南高校が取り返し、白熱の決勝はフルセットでの決着となりました。最後までどちらがとるかわからないシーソーゲームとなりましたが、最終セット終盤に相手を引き離した東山高校が悲願の優勝を果たし、県代表の座を勝ち取りました。

 昨年度代表の京都橘大学を筆頭に京都雅マイトリーズ、高校勢などカテゴリーを超えた戦いが見所の女子大会、第1シードの昨年度王者・京都橘大学が連破を果たしました。初戦の洛北高校戦を落ち着いた戦いでものにした京都橘大学は、準決勝で同じ大学勢の佛教大学とぶつかります。第1セットを大差でものにした京都橘大学でしたが、第2セットをデュースの末落としフルセットに突入します。しかし最終セットを落ち着いてものにして決勝に進出し、大会2連覇に王手をかけました。もう一方の決勝進出を争うのは北嵯峨高校と福知山淑徳高校の高校生対決。接戦となるものの同志社大学をストレートで破った北嵯峨高校と、京都雅マイトリーズとフルセットの熱戦を演じた福知山淑徳高校、どちらも決勝への熱い意気込みをもって準決勝に挑みました。昨年度王者への挑戦権をかけた高校生同士の戦い、互いに粘りをみせるものの北嵯峨高校がやや先行する展開から点差を広げていき、最終的にはストレート勝ちで決勝進出を決めました。決勝は大学対高校という構図となり、昨年度王者の京都橘が試合を優位に進めます。第1セットは序盤からペースをつかみ躍動感のあるプレーで点差を付けてものにすると、第2セットも場面によっては競るものの着実なプレーを続けていき、粘る北嵯峨高校を退けて京都府ラウンド2連覇を成し遂げました。

 

 

県ラウンドの結果をもちまして、優勝チームは、9月から開催されるブロックラウンドへの出場権を獲得しました。

北信越ブロックラウンド:10月15日(土) ・16日(日) 石川県・いしかわ総合スポーツセンター

近畿ブロックラウンド:10月15日(土) ・16日(日) 奈良県・桜井市芝運動公園総合体育館

 

 

7月までの都道府県ラウンドにて全47都道府県の代表が出揃いました。ブロックラウンドからはV・チャレンジリーグ所属チームやブロック内の各カテゴリー王者、推薦チームも出場します。組み合わせは8月中旬に発表を予定しておりますので、楽しみにお待ちください。

ついにファイナルラウンドの切符をかけたブロックラウンドが次のステージと迫ってまいりました。シードチームを含めた更なる激戦が期待されます。ぜひ会場にお越しいただきまして、選手たちにご声援をお願いいたします。天皇杯・皇后杯に、引き続きご注目ください!!

 

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◆天皇杯・皇后杯 今後のスケジュール

8月中旬 ブロックラウンド組み合わせ発表(予定)

9月3日(土) ブロックラウンド開幕 : 東北ブロックラウンド(福島県)、東海ブロックラウンド(静岡県)

※ブロックラウンドの詳細はスケジュール・試合結果ページにてご確認ください。

※予定は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

 

 

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