平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

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東北ブロックラウンド結果を掲載 天皇杯・皇后杯

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いよいよブロックラウンドが開幕した「平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」、9月3日・4日の週末で開催された大会のうち東北ブロッラウンドの結果をお知らせいたします。

 

【東北ブロックラウンド代表チーム】

男子: 岡崎建設Owls (クラブ)

女子: 仙台ベルフィーユ (V・チャレンジ)

試合結果詳細: 男子 / 女子 

東北ブロックラウンド結果 (pdf)

日程: 9月3日(土)・4日(日)

会場: 福島県・福島県立福島明成高校(3日・男子、4日)、福島市立信夫中学校(3日・女子)

開催情報(8月26日掲載)はこちら

 

 東北ブロックラウンドは男女ともに、昨年度王者を決勝で破ってファイナルラウンド出場を決める展開となりました。

 

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 男子は近年の東北代表を争っていた福島大学と仙台大学が2回戦で激突、意地のぶつかる試合はフルセットまでもつれますが、優勝候補・福島大学がものにして大会2日目に駒を進めました。7月末のクラブカップでベスト4と活躍をみせた岡崎建設Owls(クラブ)は注目された山形大学を退け、初のブロック代表に向けて好スタートをきります。大会2日目、福島大学は青森県ラウンドを勝ち抜いてきた八戸工業大学と同カテゴリー対決となりました。互いに負け時と粘りをみせ競り合う流れのなか、徐々に点差を離した福島大学が決勝進出を決めました。岡崎建設Owlsは福島県代表の福島(クラブ)との対戦です。ともに初日を順調に勝ち上がってきたクラブチーム同士の戦いは、こちらも点差が開きにくい一進一退のなかじりじりと点差を広げる岡崎建設Owlsがストレート勝ちをおさめ、決勝に勝ち進みます。今年度の男子決勝は、大会連覇を目指す福島大学と、初の代表を目指す岡崎建設Owlsの戦いとなりました。第1セットを福島大学がとり、王者が押し切る展開かと思われた第2セット、岡崎建設Owlsが流れを引き寄せてセットを取り返します。初戦とは反対に追いつかれる展開となった福島大学は仕切りなおし流れを取り戻すべくボールをつなぎますが、岡崎建設Owlsの勢いをとめることはできず、岡崎建設Owlsは息のあった連携からの得点を積みかさね、フルセットの接戦を勝ち取りました。岡崎建設Owlsは初のブロック優勝ならびにファイナルラウンド進出を決めました。岡崎希裕監督は「ファイナルラウンドは初出場となりますが、1点でも多くとれるように全力を尽くします」と熱い意気込みを語ってくれました。

 

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 女子大会はV・チャレンジリーグ所属2チームや東日本インカレ優勝の東北福祉大学、カテゴリー代表として出場した盛岡誠桜高校をはじめとした13チームが、たった1つの代表の座を争う熾烈なトーナメントとなりました。仙台ベルフィーユが昨年度大会と同カードとなった決勝を制し、昨年の借りを返す結果となりました。初戦からフルセットやデュースが見られる熱い戦いの末、V・チャレンジリーグ所属の仙台ベルフィーユとプレステージ・インターナショナルアランマーレに加え、尚絅学院大学、東北福祉大学と宮城県の大学勢が試合を勝ちあがり、ベスト4に進出しました。V・チャレンジ対大学という2試合となった準決勝、まずは仙台ベルフィーユが高い守備力からの試合展開で確実に得点し、先に決勝進出を決めます。対するは同じくV・チャレンジ勢のプレステージ・インターナショナルアランマーレか、昨年度決勝で仙台ベルフィーユに打ち勝った東北福祉大学か、決勝の座を争い東日本王者がトップリーグチームとぶつかりました。ファイナルラウンドへの意気込みの強い両者の対決は第1セットから白熱の展開となり、互いに粘りをみせるなか点差を広げるに至らず30点を超す攻防が繰り広げられました。消耗戦となった第1セットでしたが、体力・集中力を切らさない東北福祉大学がついにポイントを連取し、33-31で熱戦の第1セットをものにします。後がなくなったプレステージ・インターナショナルアランマーレが攻勢に出る第2セットですが、東北福祉大学の安定したプレーの前に流れを引き寄せることはできず、またもシーソーゲームの展開になりました。1つのミスから点差を広げられてもおかしくない流れにも関わらず、拮抗した試合は再びデュースに突入します。第1セットの繰り返しのような展開は28点まで続きましたが、最後は東北福祉大学が多彩な攻撃から要所をおさえ、連覇に向けて決勝に勝ち上がりました。決勝は昨年度と同カードとなり、師弟関係にある監督同士の特徴が近い対戦となり、互いが多彩な攻撃を繰り出すも、それを拾い、つなぐ展開が多く見られます。互いに決定的な差をつけられぬまま終盤に突入しますが、粘り強いプレーが途切れない仙台ベルフィーユが第1セットを先取します。続いて接戦が予想された第2セットでしたが、準決勝の疲れも残る東北福祉大学はミスが目立ち始め、仙台ベルフィーユがストレート勝ちで昨年度のリベンジを果たし、東北代表となりました。葛和伸元監督は「チーム一丸となって、1つでも多く勝てるように、精一杯がんばります」とコメントを残してくれました。

 

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V・プレミアが待ち受ける12月のファイナルラウンドへの代表チームが決まり始めました。全国から日本一を目指す本大会、ブロックラウンドには各地の強豪チームが集結します。10月末にかけて各地で代表権を争う熾烈な戦いが繰り広げられます。ぜひ会場でご声援をいただき、厳しい戦いに挑むチームへの後押しをお願いいたします。

 

今年度のブロックラウンドは、全会場入場無料です。ぜひお気軽に会場にお越しください。

またTwitter上でも大会を盛り上げていきたいと思っております。ハッシュタグ「#天皇杯皇后杯バレーボール」をつけたツイートもお待ちしています!

 

 

◆天皇杯・皇后杯 今後のスケジュール

9月17日(土)・18日(日) 中国ブロックラウンド(山口県・やまぐちリフレッシュパーク)

9月17日(土)・18日(日) 九州ブロックラウンド(鹿児島県・鹿児島市桜島総合体育館、日置市伊集院総合体育館)

10月15日(土)・16日(日) 北信越ブロックラウンド(石川県・いしかわ総合スポーツセンター)

10月15日(土)・16日(日) 近畿ブロックラウンド(奈良県・桜井市芝運動公園総合体育館)

10月22日(土)・23日(日) 関東ブロックラウンド(神奈川県・小田原アリーナ)

10月29日(土) 北海道ブロックラウンド(北海道・月形町総合体育館、美唄市総合体育館)

※ブロックラウンドの詳細はスケジュール・試合結果ページにてご確認ください。

※予定は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

 

 

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