平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会

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東海ブロックラウンド結果を掲載 天皇杯・皇后杯

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いよいよブロックラウンドが開幕した「平成28年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」、9月3日・4日の週末で開催された大会のうち東海ブロッラウンドの結果をお知らせいたします。

 

【東北ブロックラウンド代表チーム】

男子Aグループ: 大同特殊鋼レッドスター (V・チャレンジ)

男子Bグループ: トヨタ自動車サンホークス (V・チャレンジ)

女子Aグループ: デンソーエアリービーズ (V・チャレンジ)

女子Bグループ: JAぎふリオレーナ (V・チャレンジ)

試合結果詳細: 男子 / 女子 

東海ブロックラウンド結果 (pdf)

日程: 9月3日(土)

会場: 静岡県・東遠カルチャーパーク総合体育館「さんりーな」

 

 東海ブロックラウンドは男女各2代表を、全てV・チャレンジリーグ所属チームが占める結果となりました。

 

 男子Aグループは大同特殊鋼レッドスター(V・チャレンジ)が戦前の予想通り、代表権を獲得しました。今年度から出場が見られるJOCカップ選抜チーム、静岡選抜が早速ブロックラウンドに登場しました。愛知の強豪TOPSIX(クラブ)相手に胸を借りるべくぶつかり、第2セット目はデュースまで果敢にプレーを展開しました。ストレートで敗れるものの、年末のJOCカップやその先に向けて楽しみなプレーも見られたようです。またクラブカップベスト4の伊勢茶Winsは三重県代表の三重県立松阪工業高校とフルセットの接戦を繰り広げます。松阪工業高校が逆転でクラブチームを破り、決勝進出を決めました。JOCカップ静岡選抜を下したTOPSIX、決勝進出をかけて本命・大同特殊鋼レッドスターにぶつかります。競り合いのなか第1セットをTOPSIXが先取しついに連破が途切れるかと会場の注目が集まりましたが、王者が落ち着いて第2セットを取り返し、そのまま試合をものにしました。そして決勝戦、終始安定した戦いで松阪工業高校を相手に点差を広げていく大同特殊鋼レッドスター、貫禄の試合運びで決勝をストレート勝ちし、5年連続の代表を決めました。東岡昇監督は「連続出場となりますが、ファイナルラウンド1回戦が続いていますので、まずは1回戦突破したいと思います。今年当社創業100周年という節目に良い結果を残したいと思います」とコメントを残してくれました。男子Bグループは2連覇中の中京大学と、V・チャレンジ勢のトヨタ自動車サンホークスが軸と見られるなか、トヨタ自動車サンホークスがトップリーグの意地をみせ、年末のファイナルラウンド進出を決めました。本命視される2チームがシードで待ち受けるトーナメント、初戦では4チームがそれぞれの挑戦権をかけて真剣勝負を繰り広げました。カテゴリー代表としてブロックラウンドに臨んだヴィアティン三重(実業団)は静岡代表のBREZZA(クラブ)との接戦をものにし、また岐阜クラブ(クラブ)はブロック高校カテゴリー上位常連の星城高校とのデュース・フルセットの激闘を制して勝ち上がります。総合型地域スポーツクラブとしてVリーグ入りを目指すヴィアティン三重はファイナルラウンドを目指して、連覇中の中京大学に挑みます。しかし中京大学の壁は厚く、ストレートで中京大学が決勝に駒を進めました。もう一方の準決勝もトヨタ自動車が着実な試合展開でストレート勝ちをおさめ、当初の本命視両チームによる決勝となりました。第1セットから30点まで到達する熱戦となりますが、デュースをものにしたトヨタ自動車がそのまま、失セットゼロで初のファイナルラウンド出場を決めました。近藤浩監督は「昨年に引き続き、代表決定戦に勝利することができ素直に嬉しく思います。東海ブロック代表として、ファイナルラウンドではチーム一丸となり、トヨタ自動車サンホークスのバレーボールを発揮したいと思います。本年度チームスローガン『感謝を忘れず』を胸に戦いたいと思います」と思いを語ってくれました。

 

 女子Aグループはデンソーエアリービーズ(V・チャレンジ)が貫禄の優勝で、10年連続でファイナルラウンドに登場します。男子同様にJOCカップ静岡選抜が出場した女子Aグループ、注目の選抜チームは愛知学院大学に思い切ってぶつかりますが、地力の差は埋めきれず、初戦敗退となりました。また豊橋中央高校が東海学院大学に打ち勝ち準決勝に進出し、V・プレミア2チームに挑戦するチームが決まりました。デンソーエアリービーズに挑む愛知学院大学、第1セットは力の差を見せ付けられて落としますが、第2セットは一矢報いるべく攻勢を仕掛けます。しかし20点まで到達するものの、デンソーエアリービーズの力強いプレーの前にストレートで敗れました。決勝に進んだデンソーエアリービーズは、大会リニューアル後のファイナルラウンド全年度出場に王手をかけました。もう一方のVリーグ勢、ブレス浜松(V・チャレンジ)に挑んだ豊橋中央高校も徐々に点差を離される苦しい展開を強いられ、必死に追いすがるものの結果はストレートでブレス浜松の勝利となりました。Vリーグチーム同士の戦いとなった決勝、連続ファイナルラウンド出場をかけたデンソーエアリービーズ、初のファイナル進出を目指すブレス浜松が意気込み十分でぶつかります。第1セットから好スタートをみせるデンソーエアリービーズがまずセットを取り優勝に王手をかけ、そのまま逃げ切りを図ります。対するブレス浜松は息のあったコンビネーションを生かして反撃を仕掛け、要所でポイントをとります。しかしデンソーエアリービーズの独走は止まらず、そのままストレートで試合を終え、10年連続のファイナルラウンド出場を決めました。山口祐之監督「ファイナルラウンドでもデンソーらしい攻撃的なバレーボールを展開し、上位チームに挑んでいきたいと思います」と意気込みを聞かせてくれました。女子Bグループは昨年度ブロック代表の2チーム、JAぎふリオレーナとトヨタ自動車ヴァルキューレ(ともにV・チャレンジ)、また一昨年度の代表である中京大学が同居する厳しいグループとなりました。JAぎふリオレーナが激戦を勝ち抜き3年連続6回目のファイナルラウンド出場権を獲得しています。V・チャレンジ両チームがシードで待ち構えるトーナメント、皇學館大学はPRINCESS(クラブ)、中京大学は地元の静岡県富士見高校をストレートで破って準決勝に進みました。強豪ひしめくトーナメントらしく、1回戦からデュースを含む接戦が繰り広げられます。準決勝からはV・チャレンジ勢が登場。JAぎふリオレーナは落ち着いた試合運びで皇學館大学を寄せ付けず、ストレート勝ちで決勝に駒を進めます。昨年度代表と一昨年度代表の意地のぶつかり合いとなったトヨタ自動車ヴァルキューレ対中京大学は試合開始から僅差の競り合いとなり、互いに譲らぬ展開を中京大学が25-22でものにします。後がなくなったトヨタ自動車ヴァルキューレは必死の反撃を試みます。激しい攻防が続くシーソーゲームが展開され、会場も試合の行方に気をとられる熱戦となりますが、30点にまで届く競り合いを制した中京大学が昨年度の悔しさを晴らす決勝進出を決めました。互いにファイナルラウンドでの勝負を見据えるチーム同士の戦いは熱気の高まる好ゲームとなります。第1セットはJAぎふリオレーナが、追いすがる中京大学を振り切って先取しますが、第2セットは中京大学が脅威の粘りで取り返します。互いに披露も色濃くなる最終セット、泣いても笑っても東海ブロックラウンド最後のセットとなります。決勝まで進んだ両チームは最後まで好プレーを披露しますが、先行するJAぎふリオレーナが逃げ切り、3連覇で大会を終えました。椿本真恵監督は「簡単に勝てるゲームは1度もありませんでしたが、ブロックラウンドを勝ち抜くことができてよかったと思います。せっかくのチャンスをいただいたので、ファイナルラウンドでどこまで戦うことができるのかしっかりと見極めたいと思います」とコメントしてくれました。

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V・プレミアが待ち受ける12月のファイナルラウンドへの代表チームが決まり始めました。全国から日本一を目指す本大会、ブロックラウンドには各地の強豪チームが集結します。10月末にかけて各地で代表権を争う熾烈な戦いが繰り広げられます。ぜひ会場でご声援をいただき、厳しい戦いに挑むチームへの後押しをお願いいたします。

 

今年度のブロックラウンドは、全会場入場無料です。ぜひお気軽に会場にお越しください。

またTwitter上でも大会を盛り上げていきたいと思っております。ハッシュタグ「#天皇杯皇后杯バレーボール」をつけたツイートもお待ちしています!

 

 

◆天皇杯・皇后杯 今後のスケジュール

9月17日(土)・18日(日) 中国ブロックラウンド(山口県・やまぐちリフレッシュパーク)

9月17日(土)・18日(日) 九州ブロックラウンド(鹿児島県・鹿児島市桜島総合体育館、日置市伊集院総合体育館)

10月15日(土)・16日(日) 北信越ブロックラウンド(石川県・いしかわ総合スポーツセンター)

10月15日(土)・16日(日) 近畿ブロックラウンド(奈良県・桜井市芝運動公園総合体育館)

10月22日(土)・23日(日) 関東ブロックラウンド(神奈川県・小田原アリーナ)

10月29日(土) 北海道ブロックラウンド(北海道・月形町総合体育館、美唄市総合体育館)

※ブロックラウンドの詳細はスケジュール・試合結果ページにてご確認ください。

※予定は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

 

 

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